今日、友達からの誘いがあり昼から上士幌のゴルフ場におりました。
私の実家も上士幌なので、少し早く家を出て実家に寄っておりました。親父がいなかったので、”親父は?”と聞くと、お袋から”父さん、今、亡くなった婆さんの家の物置で味噌作っているわ。手伝っていくかい?”
そう、もともと親父もお袋も農家の出なので、味噌つくりは幼いころからやっていた作業のようですが、農業と無縁だった私にとっては、”味噌って作れるの?”という感覚で、興味本位もあり、”手伝っていくわ”と返事をしておりました。
毎年、親父の作った味噌をもらって、食べ続けていましたが、作るのを見るのは初めてです。親父のいる物置を覗いてみました。
親父も、亡くなった爺さんから味噌の作り方を教えてもらって、ノートに細かく、豆の分量、麹の分量、塩の分量、その他細かいことが書き留めて覚えたとのことでした。
物置の中。昭和。。それも自分が生まれる前のものだろうなぁというものがほとんどでした。それもそのはず、亡くなった、味噌作りの道具は、お爺さんから引き継いだものを使っているため、とってもレトロのものばかりでした。唯一、大豆をつぶす機械だけは、昭和の後半のものかなぁというぐらいでした。
見てみますか?
こんな感じです。。。色々工程はあるのですが、豆を煮て、潰して、麹と塩、若干のお酒を混ぜて、容器に入れれば終わりです。
結構、単純です。分量は、爺さんから教えたもらった親父のノートをみればいいだけです。
親父が、ポツリ。”今年が最後かなぁ”
85歳になる親父も、体力の限界のようでした。来年は、ノートを見ながら私がこの物置の中で味噌つくりしているかもしれません。
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